おそらく今年最後であろう、蝉の抜け殻をみた。 斜めにのびた枝に、力強くしがみついていた。 彼の孵化は、決して遅くはない。 とまり木の彼の背中を、色とりどりの落ち葉が舞っていく。 最終楽章は幾度もくりかえされる。 何かがここで終わって、何処かで何…
空缶、吸殻、ええオチテマス。
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