彼のホハバ。
夕べの満月
なかよしフタリ。
なぜか、すれちがいざま、お互い、頭をさげた。 活きているということ。 秋の夕暮れ。
これでいいのだ。
春秋の筆法なんて、いらないよ。孔子さま。 乱丁、落丁のすきまに、僕らは自分だけのやさしい居場所をみつける。 そのすきまから、天高い秋空をみあげるんや、 あこがれや、ゆめや、きぼうを。 きえることない、かすかなかなしみとともに。
やっとこさ、立って、歩きだせたのは夜だった。 カメラをさげて。
僕の4畳半、一人暮らしの部屋に6種類8灯ある、 撮影ライティングのためのアカリのひとつ。 お盆休み明けから、在宅勤務になり、と同時に体調を崩し、業務はこなせているが、しんどくて、外には出れなかった。 このアカリは、可視化できるイキモノとしては、…
百人百様の生きざまをみとめあい、共棲して、 いろんなことがあっても、みんなで対等に、笑いあえればいいんだと思う。 それが理想論とは、僕は思わない。あきらめさえしなければ。
一寸先は光。
居場所を選択できる大切さ。 選択できなければ、そして、何か悩みや苦しみを、抱え込んで、 自死までとはいかなくとも、自分自身にとって、深刻であれば、 今いる居場所の中を、変化させればいいと思う。 決して暴力はつかわず、問題提起して、相談し、戦っ…
デトックスは、あくまで個人の欲求や、生理的現象でおこなわれるべきで、 権威や、権力、体制、マスメディアによって、命令されたり、方向性をもたらせるものではない。 BGM THE BLUE HEARTS 『ラインを越えて』
先月、ある民間団体のケア資格を、取得しました。その講座の最終課題レポートの一部に、「私の人生観」を書け、という設問がありました。以下少し改訂したものを、転載させて頂きます。 川戸正嗣の人生観 (2021年8月15日現在) 「被差別部落の数多い地域で…
「俗物、偽善者、弱虫、愚者、無能、狂人、堕落、非常識」 どれでもいいけれど、名前以外で、他者に何か、自分が定義づけ頂けるのなら、 僕自身はそんなふうに、呼ばれたい。 本当のような気がするからだ。 ただし、「傍観者」とだけは呼ばれたくはない。 死…
かつて、一時期、静岡県藤枝市白子商店街で、ギャラリー運営活動をしていました。 僕の創ったWebなどは、2021年現在、調剤薬局になっておりますので、削除済みですが、ブログは現在も残っておりました。Web・チラシデザイン、DMデザイン、展示記録撮影、接客…
「へつらう」 大嫌いな言葉のひとつだ。 「氷解」 大好きな言葉のひとつだ。
ちゃんと熟する前に、プランターの玉蜀黍は刈りとられていた。 じゃあ、最初からもっと深くて大きなプランターに植えるか、ちゃんと土壌を用意して、ほしかった。 こういうことはまま、あって、 器からハミダスと排除されるか、落伍者の烙印を押される。 け…
「虚栄と誇りは違う、虚栄を満たすには他者を必要とするが、誇りは他者を必要としない」 ヴィクトール・エミール・フランクルの言葉
何もかもが、主役でもあり、脇役でもあり、背景でもあり、 そして、今日という幕が上がる。
みんな、活きている。 僕は政治のことは詳しくわからないけど、 戦後、高度成長期、なぜこの国は、林業を筆頭に、第一次産業に手厚い支援制度をもたなかったのだろうか。 衛星写真でみれば、島国の国土のほとんどは山だらけだ。 どんな第一次産業も「後継者…
まるで、この世で自分だけが不運だ、不幸だ、という顔をして、 他者に共感をおしつけるヒトを、僕は生理的にうけつけられない。 あなたよりも もっともっともっと苦しみながらも、美しい笑顔をかいまみせることができるヒトに、 そんなヒトたちに出逢いつづ…
夕方、電動車椅子のおじさんが、エレベーターの中、 首からカメラをさげている僕を見て、笑顔で話しかけてくれた。 「いい写真が撮れましたか」 「わからないです」と、笑顔で答えた。 数分間のうれしいふれあいだった。 もう削除したが、前回コロナについて…
多くの、「今のままじゃダメだ」と、孤独を痛切に感じながらも生活しているヒトは、孤独を他者に感じさせないようによそおい、演じるか、孤独をその心の底からの心情を吐露する術をもっていません。家族の中でも、集団の中でも、仲間だよ、と口先だけ云われ…
それぞれの役割で、それぞれの笑顔をかわす。 それさえあれば、いいと思うんです。 僕は、宗教は信仰しませんが、ヒタイににじんだ汗は信じます。 僕は、口先三寸には無関心ですが、孤独に耐えきれず流すナミダには感じます。 百人いれば、百人の生きかたが…
カゲロウの成虫は一日で死をむかえるらしい。 もちろん、業種によって違うが、自分や身内のためだけに、生き急いでるイキモノは人間だけかもしれない。 遅刻するといけないという、自分への評価や、 明日や、将来のことばかり考えているから。 そんなこと誰…
たこ焼き屋と豆腐屋のコラボレーション。 異業種交流なんて、他者との交流なんて、声かけさえすれば、路上でできる。 もちろん、自分の都合と相手の都合をおもんばかって考えて、生きる方には、 綿密なアポイントメントが必要かもしれないけど。 どちらがい…
ここには僕の食べるものは何もない。 でも、ここにいたい。
今日、勤務の帰り、駅前でひとやすみしていたら、 なんだか冷たいものが手をのぼってきた。 しばらく手の上で、自由にさせて、後ろの草の上にそっと置いた。 二度と逢えないが、その数分間は、生きものとの交流だった。 言葉なきふれあいの大切さをあらため…
「アディクションを治療対象とみる専門職のあいだでは、アルコールや薬といった嗜癖対象をやめて社会へ復帰するのが、回復だと考えるのが一般的です。(中略)しかし、この本に登場するヒトたちの「よくなること=回復」は、少し違うように感じられます。ア…
Why are you here? それを尋ねられて、ツラツラと言語化して、理由を答えられるくらいなら、 わざわざ毎日、写真なんか撮ってない。 どうしてか、わからないから、ファインダーをのぞいて、シャッターを押している。