教養をおしつけるヒト 「今日、用?」 「きょうよう、昼、放送があるらしいで」 「たえがたきを、たえ........」 「きょうよう、忙しいねん」 「きょうよう、あれ、俺、有名な他人の話ばかりしてる、ぶらさがりやん」 「今気づいた?」
緑の葉と枯れた葉が混在して、凛として立っている、草をみると、
残された命を、さぼらず、あきらめず、生き抜こうとしている姿にみえる。
時々、思う。
そんな素晴らしいらしい、ヒトの話はもうええ。
「おまえは、どやねん、手も動かさんと、何を遺すねん」
僕は、あなたのことが聞きたい。
あなた、それにふれて、どう思う。
素晴らしいらしいヒトのことは、
探せば本に書いてある。日本語でなければ訳せばいい。
大学院五年以上おったから少しはわかる。
大事なのは、少なくとも、その素晴らしいらしいヒトと、みんな違うニンゲン。
古く、長い間、売家の100m先には、これから新築の分譲住宅が建つ。