ビオトープ 20201004
今や、学校ビオトープなどで ビオトープ - Wikipedia
日常会話にでてくるが、環境や生物学の分野で、ビオトープという概念を、最初に日本に紹介し、そののちも、普及活動に懸命につとめたのは生物学者の義父だった。惜しくも亡くなった。認定NPO法人自然環境復元協会を設立し、死ぬまで活動を続けた。
植物は、その植物自身の、生息地であると同時に、他の生物の棲息地でもある。
草は、生える場所を選べない。それは他の動物も人間も一緒である。けれど枝葉をのばすことは成長の過程で可能であるが、原則的には、根っこは枯れて命つきるまで、その場所のまま動けない。そして他の生物と共生する。
新型コロナなどの伝染病も、ライフスタイルを変えていかなければならない、必要性をもつだろうけど、植物も同じだ。生物の棲息する場所がなくなる。
昨日、アスファルトに生えて踏みつけられた草、枯れていく草、やがて一掃されるだろう、分譲地に生えて成長した草、なんかをいっぱいみて、ビオトープと義父のことを思い出した。
強く逢いたいと思うころには、すでにヒトはいないものだ。