たんぽぽと まつぼっくりと コンクリートをおしのけた、誇り高き切り刻まれた小さな木の根
溝の苔の道は、ながくながくつづいていた。
千里のながさとまではいかないが、存在したのは千里。
かつては知らない。
前の万博の頃、僕はうまれたから。
次の万博も僕は知らない。
きっと行かないから。
ニュータウンって名前つけなきゃいいのに、
日本列島隅々まで。
溝の苔の道は、ながくながくつづいていた。
千里のながさとまではいかないが、存在したのは千里。
かつては知らない。
前の万博の頃、僕はうまれたから。
次の万博も僕は知らない。
きっと行かないから。
ニュータウンって名前つけなきゃいいのに、
日本列島隅々まで。