忘却の陽炎

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3月16日の記憶がほとんどない。

正直目覚めたとき、怖かった。

酒を呑んだわけでもない。

ただ、その日タンクは更新している。

その記憶もない。

自分で読み返して、なんでこんな文章を書いたのかよくわからなかった。

 

会社のスタッフさんと電話で話をした記憶だけが、かすかにのこっている。

部分部分は他にも憶えている。記憶がまだらだ。

 

脳挫傷の後遺症で、高次脳機能障害の記憶障害を持っているが、症状として、現実にあらわれたのははじめてだ。いや、初めて自分で認識しただけかもしれない。

 

今日のことは、ほとんど記憶にある。

 

きっとある、そう願うしかない。

 

写真をやっていて、本当によかった。

 

ただ、そう思った。