Our profane song
現場に行かなければあじわえない何かが、たくさんある。
なった本人たちしかわからない心情は、電話やメールやLINEでは伝えきれない。
二次資料の文献にとりくみ、机上の空論に一喜一憂しているくらいなら、
一度とならず、何度も何度も現場へ足を運べば、いい。
そして空を見上げて、胸いっぱい現場の空気を吸い込めばいい。
現場で痛い目にあわなければ、孤独をあじあわなければ、
現場の一次資料のど真ん中、で茫然と立ちつくさなければ、
わからない、言語化できない何かがある。
今まで知ることのなかった、ヒトのアタタカミを肌で感じることがある。
僕ら無名の俗物の歌が流れる。
それは、はかないからこそ、美しい。
BGM 『光あつめておいでよ』 JYOCHO