2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本末転倒か、否か、その場しのぎか、何か、

職場の近くのオフィスビルの看板の下 3本の三角コーンがアロエ群に厳重に守られている。 そのうちアロエで見えなくなるだろう。 地球温暖化防止の啓蒙活動だろうか。 それとも、

最寄り駅

毎朝みる風景。 地上で乗って地下で降りる。そしてまた地上に上がる。 オフィスビル街にいる。 地下へ下って、地下で乗って地上へ帰っていく。 早く梅雨があけないかな。 蝉はわんさか鳴いているのに。

電柱と電柱のアイダ

電柱と電柱のアイダで生きていく。 風は電柱と電柱のアイダに吹く。 犬は電柱と電柱のアイダにマーキングする。 瀬古選手は次の電柱までは、次の電柱までは、走ろうと、自分をはげましていたそうだ。 次の電柱。 ライフライン。

分譲住宅がたつまでのわずかな世界

草がみんな、みずみずしく、いきいきとしている。

境界

境界。 不法侵入していいのは植物だけ。 僕の心の奥の奥。 不法侵入していいのはきみだけ。 遮断機の音が聞こえる。

さがしつづける蔓

強めの風に吹かれて、 手をつないでくれるあいてを、 まわりに何もない空中を彷徨いながら、 さがすのをあきらめない蔓。 僕も、これからそうありたい。 いろんな予期せぬできごとに、出くわしたとしても、 歩みをとめたくはない。

ジャンクションの高架の効果と逆効果

2020年7月22日現在、まだ高架下を電車は走る。 高架になったら、街は様変わりするんだろうな。 この駅はジャンクションだから、高架が二つ並んでいるんだろう。 梅雨がなかなかあけない。 なんせ両手や片手が、ふさがるのが嫌いで、 小学校の時は、一度も傘…

フェンスの中の犬と植木鉢 行き止まり。

フェンスの向こうがわの犬と植木鉢と川。 行き止まり。

折れた枝と日にちクスリ

近くにタイムズはたくさんあるのに、 この駐車場はほったらかし。 枝が折れたのはなぜだろうか。 でも葉はまだいきいきとしていた。 謙虚さと感謝と根っこ。忘れなければ、 また、いつかこの土地も再生するだろう。 形はどんどん変わっても、 僕も、もちろん…

ヤマミチ、ヒトリ。

伸びたいように、伸びる。 曲がりたいように、曲がる。 空間は、ある。 都合の悪いことには、蓋をして、 素知らぬ顔をして通り過ぎるくらいなら、 最初から、僕はそんな言葉は吐かなかった。 ヤマミチ、ヒトリ。

公衆電話バリアフリー

幼い子どもでも、車椅子の方でも、腰の曲がった年配の方でも使える、 低い位置の公衆電話。 なぜか改札口付近ではなく、 ホームの真ん中にある。 なくならないでほしい。 通信規格が、6Gになろうと、7Gになろうと。 富岳が世界一になろうと。 公衆電話。

Big Black Box

カン、コン、カン、コン、近所で音が響く。 黒い網シート越しだけど、小さな窓が二つしかみえない。 あとは、全部、木の壁。 暗室にするには、いい家だ。 他人のお家だけれども。

パイプと階段

2020.7.15. 新型コロナと大水害 蝉が鳴いている。 その声は故郷も大阪も、かわらない。 パイプと階段。

漂流物

近所の川。 雨の降った次の日、河川敷のベンチ。 年若い恋人たちも、 老夫婦も、 今日はここで思い出はつくれない。

おなじ日に咲いたフタリ

おなじ日に、陽射しうけ、 おなじ日に、生まれ咲き、 おなじ日に、育ち成熟し、 おなじ日に、共鳴を続け、 おなじ日に、萎んでいく。 今日は二度ともどってこない。 同時代を生きる喜びと哀しみ。

それでも歩みをとめてはならない。

どしゃぶりの道。 重そうな荷物を肩からぶらさげて、 向かい風をまともに受けとめて、 それでも歩みをとめてはならない。 いつか、すがすがしく晴れた夏空がくる。

七夕の夕 特急の車窓

九州は大水害。 明日から、西日本から、東海、東北までも警戒をよびかけられる。 2020 七夕の夜。

梅雨の朝

七夕の前の日の朝、どしゃ降り。 傘にマスク、傘にマスク、傘にマスク、傘にマスク、傘にマスク、 テレワークじゃないヒトたち。 もちろん僕も。

スキマのカイダン

そのカイダンは天国へは続いていない。 どんな日常も、幸せか不幸かきめるのは、 そのヒトの心がまえ、ひとつだ。 腹のすわりかた、ひとつだ。 自然にはかてないけれど。 自分には克てる。 どんなスキマに棲んでいても。 それがそのヒトの今のビオトープだ。

粉砕、そして何もなかったことに。

たった2日間で、何もなかったことに。 つわものどもかどうか、シラナイが、夢のあと。