2020-01-01から1年間の記事一覧

さかな

ニュートラル。

ぼくがみるもの きみがみるもの

今年が暮れていく。

ボブ・ゲルドフ が、聴こえる。

ボブ・ゲルドフ が、聴こえる。

沈黙

空き地に家が建つ。 草木や昆虫で、表情豊かだった土壌は、灰色のコンクリートに塗りつぶされる。 そして、沈黙の土地となる。

フィルムとフィルハーモニー

どんな街角にも楽団が存在して、その街のBGMを演奏している。 雑音ととるか、騒音ととるか、応援歌ととるか、安らぎの音ととるか、荘厳なハーモニーとるかは、 僕ら一人一人の自由だ。 実際に歩いて全身の感覚で、感じなければ、 スマホの画面ではつたわらな…

フィルムとフォルム

自分を肯定するのは、むずかしい。 本当は単純明快なことを、さもむずかしいことのように、眉間に皺をよせて、 ぶつぶつ独りごとを云いながら、 今日も彼は満員電車に乗りこむ。

Listen

聞く 聴く 訊く 利く 効く すべて意味が違う。 いつも直流電気ではヒトは生きていけない。 時には孤独も必要だけれども。 交流の中に微かな孤独がある。

Carry

もしも僕をコワレモノとシールを貼って、 箱につめて送れたら。 次の日には君のところに届くのに。 着払いにしてもいい?

eyesight

メジカラ ヌケガラ コレカラ

Addiction LIGHT & GLOW

1円玉をつくるには、コストが約2円かかるそうだ。 逆光につつまれて、君は平然と立ち去った。 ファインダー越しに眼があったが、その物憂げな表情は、眉一つ動かさなかった。 次の駅で、平然と降りていった。 彼は今週、何枚1円玉を使っただろうか。 真冬…

As for him, a blower is addicted to dust.

デジタルメモリーの規格は、ケイの上に、メガ、メガの上にギガ、ギガの上にテラ、テラの上にペタであると、昔、聞いたが、本当かな。 本当でも、間違いでも、今の僕にはどっちでもええんやけど。 家のすぐ前、道の各電柱に、クリスマスのリースが、飾られた…

addiction Seed

陽が落ちたあとに、撮影した写真の荒れた粒子をみていると、何か落ちつく。 まるであるときは、君の所作が、君の言葉よりも、より僕を安心させるように。 1年で、今くらいの時期がもっとも落日が早いそうだ。 日常の僕らは、8Kのようにクリアではなく、 も…

addiction tobacco color

どうして、僕は泣くのか。 理由がまったくわからない。 どうして、君は黙るのか。 理由がまったくわからない。 わかる、というのも一種の傲慢さかもしれない。 傲慢でも、何でもどうでもいいから、 わかるよ、と云ってほしい夜がある。

Addiction Human

何一つ身につかない男、独り、今日も雑踏にまぎれる。 ただし、彼には芯から信じ続けるものがある。 裏切られても、裏切られても、裏切られても、ヒト。

アディクション グラス アンド レッドクロス オン ザ ソイル グラウンド  

引きこもりが、日本国内全国で、現在、約100万人。 第二次ベビーブームから、どの世代も、何らかの、ブロークン・ジェネレーション 戦死した日本軍の二等兵たちは、 そんな祖国の未来を夢みて、期待して死んでいっただろうか。 引きこもりの上に、コロナで、…

アディクション オン リーディング グラス ベースメタル

「もったいない」、うん「お・も・て・な・し」よりも、 「もったいない」がよかったんじゃないか。 中村 哲さん、亡くなって一年か。 時が過ぎるのは、はやすぎる。 大阪万博なんて人災だと思う。やめようよ。 その莫大な費用を、飢餓、医療、社会福祉など…

アディクション スモール グリーン アース ブルーマン

地面に埋め込まれた10cmほどの、ぶったぎられた鉄パイプの中に、 さまざまな草のぎっしりと育った、緑の楽園の、地球があった。 毎日、朝夕通る路上なのに、今日初めて気づいた。 帰宅途中、全身青い服を着た男の人とすれ違った。 颯爽と歩いて、雑踏の中に…

アディクション バタフライ ムーン

苦しむなら、今だ。 ふんばれるはずだから。 君が いるから アディクション バタフライ 満月の夜。 もうすぐ今日がくる。

琵琶湖で育った、少年の瞳と夢

歩き出している君に、 あと31日の2020年に、 もう一度、故郷を飛び出した勇気と、抱いた夢を、 あの頃の曇り一つない、澄んだ瞳を、思い出して、 いつのまにか、頭にこびりついた権威や肩書や偏見や差別や誤解や認知の歪みに、 右往左往されない、媚びない、…

祖母の言葉のひとつ

戦争未亡人で、たんぼ、はたけと、落花生を行商して、二人の子どもを育てあげた祖母は、 生前、僕に口癖のように云っていた。 「まさつぐ、なったことがしあわせとおもうて、そっからがんばるんやで」 祖母は昔は大酒飲みだったらしいが、親父が若い頃、盲腸…

時をわたるための、通行手形

これからの時をわたる通行手形を、僕はあたえられるだろうか。 君とともに。

エニシ 2019から

ヒトのエニシに、喜び、哀しみ、楽しみ、傷つきあい、苦しみ、寂しさを感じて、今日も、無表情で、電車に揺られ、車を走らせ、朝がきて、夜がくる。 僕は、ヒトのエニシとシゼンの力とイシンデンシンを信じたい。 生きてるかぎり、君を失いたくない。 それだ…

ほぼ30年間友人である、八津弘幸さんが書かれた脚本、NHK連続テレビ小説『おちょやん』がとうとうはじまります。

お知らせ。 僕の東京での、小劇場演劇活動時代からの、大親友である、八津弘幸さんが脚本を書かれた、NHK連続テレビ小説『おちょやん』が2020年11月30日から放送予定です。 出勤時間と重なる方は、録画してでも、宜しければ、是非観てください。 www.nhk.or.…

5Gって、どんな爺さん? きっとやさしい爺さんだよ。

何も落ちこむことなんてない。 明日が昨日になって、 今日が明日になって、明日が今日になって、そのあと明後日が決まる。 何も不安がることはない。 君は、もうひとつの明日を、今日生きた。

僕らの車窓は、スマートフォンの画面。

僕らの車窓は、スマートフォンの画面。 この小さな画面に、世界中が、トモダチが、ひらかれている、らしい。 その筋に聞いたところによると。

あまりにも言葉が便利すぎて、伝わらないことはどこへ消えていくのか

18日のその日タンクで、神仏への信仰は、一方通行と書きましたが、 今日、大切な人と話していて、決して一方通行ではなく「祈り」という行為があることに、あらためて気づかされました。「祭事」というのもありますしね。 一方通行なのは、僕だけかも知れま…

続・小春日和 6852島の日本列島の上で。

哀しみは、いつか大きな喜びの裏返しになる。 それが深ければ深いほど。 忘れていた喜びと、新しい喜び。 思い出す苦しみ、哀しみが、懐かしい思い出になりますように。 いくら時間がかかっても。 6852島の日本列島の上で。

小春日和から 冬 春先小紅。

若者はすぐ調子にのる。そして、それが永遠に続くと勘違いする。 年を経て、慶事があっても、「うん」と、冷静に構えるように変化するのが、年輪と器の深さだと思う。 裏切りとショウがないこと、たくさんたくさん味わってきた方は、立場に関わらず。そう簡…

顔面骨折からの「今」

顔面骨折した2年ほど前 レントゲン写真をみた、主治医の先生が、 「大丈夫です。これから骨が変形していって、またつながります」 と云ったとき、 本当に驚いた。 今はなんの痕もない。 もっと前に顎切って、6針縫ったあとはかすかにあるけど。 でも草木を…

まだまだ行くで。

いつかこの金網の壁を、のりこえてやる。 枯草、淀川を流れて海で葬ってやれよ。 ポリエチレンの袋につめて、ゴミの日に出すんやなくて。 いつまでたってもニンゲンは、自然をプログラムで制御できると思っている。 進化すると、「突然変異」として余所者に…