2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
まるで、この世で自分だけが不運だ、不幸だ、という顔をして、 他者に共感をおしつけるヒトを、僕は生理的にうけつけられない。 あなたよりも もっともっともっと苦しみながらも、美しい笑顔をかいまみせることができるヒトに、 そんなヒトたちに出逢いつづ…
夕方、電動車椅子のおじさんが、エレベーターの中、 首からカメラをさげている僕を見て、笑顔で話しかけてくれた。 「いい写真が撮れましたか」 「わからないです」と、笑顔で答えた。 数分間のうれしいふれあいだった。 もう削除したが、前回コロナについて…
多くの、「今のままじゃダメだ」と、孤独を痛切に感じながらも生活しているヒトは、孤独を他者に感じさせないようによそおい、演じるか、孤独をその心の底からの心情を吐露する術をもっていません。家族の中でも、集団の中でも、仲間だよ、と口先だけ云われ…
それぞれの役割で、それぞれの笑顔をかわす。 それさえあれば、いいと思うんです。 僕は、宗教は信仰しませんが、ヒタイににじんだ汗は信じます。 僕は、口先三寸には無関心ですが、孤独に耐えきれず流すナミダには感じます。 百人いれば、百人の生きかたが…
カゲロウの成虫は一日で死をむかえるらしい。 もちろん、業種によって違うが、自分や身内のためだけに、生き急いでるイキモノは人間だけかもしれない。 遅刻するといけないという、自分への評価や、 明日や、将来のことばかり考えているから。 そんなこと誰…
たこ焼き屋と豆腐屋のコラボレーション。 異業種交流なんて、他者との交流なんて、声かけさえすれば、路上でできる。 もちろん、自分の都合と相手の都合をおもんばかって考えて、生きる方には、 綿密なアポイントメントが必要かもしれないけど。 どちらがい…
ここには僕の食べるものは何もない。 でも、ここにいたい。
今日、勤務の帰り、駅前でひとやすみしていたら、 なんだか冷たいものが手をのぼってきた。 しばらく手の上で、自由にさせて、後ろの草の上にそっと置いた。 二度と逢えないが、その数分間は、生きものとの交流だった。 言葉なきふれあいの大切さをあらため…
「アディクションを治療対象とみる専門職のあいだでは、アルコールや薬といった嗜癖対象をやめて社会へ復帰するのが、回復だと考えるのが一般的です。(中略)しかし、この本に登場するヒトたちの「よくなること=回復」は、少し違うように感じられます。ア…
Why are you here? それを尋ねられて、ツラツラと言語化して、理由を答えられるくらいなら、 わざわざ毎日、写真なんか撮ってない。 どうしてか、わからないから、ファインダーをのぞいて、シャッターを押している。
梅雨の雨舞台に舞った紫陽花が、 次の公演を待っている。 紫陽花はニンゲンみたいに「自分らしさ」なんて傲慢なことは考えない。 生きるために舞うだけだと思う。
体験は、今とこれからに活かし続けられ、日々変化し続けることによって、 はじめていきた経験となる。 今とこれからに活かせない体験談は、 もう忘れてもいいアナタ自身だけの、過去の思い出話だ。 ヒトに話す必要もない。 聴いてるヒトも、その時間がもった…