Speed of life
カゲロウの成虫は一日で死をむかえるらしい。
もちろん、業種によって違うが、自分や身内のためだけに、生き急いでるイキモノは人間だけかもしれない。
遅刻するといけないという、自分への評価や、
明日や、将来のことばかり考えているから。
そんなこと誰もわからない。
心配せんでも、あなたの変わりはいくらでもおる。
その方のほうが有能かもしれない。
社会人、ビジネスマンってなんだろう。
その人種にならないと、幸せにはなれないのかな。
幸せのかたちってひとつかな。
たかが、極東の6852島の島嶼群の片隅のこと。
世界地図で日本がまんなかに描かれているのは、日本製の地図だけだ。
僕が、毎日遅刻しないのは、夜が明けると、眼がさめてしまうからだ。
ただの偶然だ。
今の僕には、わからない、
あのまま伝統のない、研究メソッドすらない博士課程で、うわっつらだけの文献漁るだけの、博士号なんてとらなくて本当によかった。
わからないことは、わからない幸せと哀しみを感じることができる。
わからないまま、好きと感じれる、無名のニンゲンどうしの幸せと哀しみを
ともに心の底から、腹の底からあじわうことができる。