ミマモル

「ここで見てるから」 「○〇ちゃん、はやくしよう」 どっちにしても、みまもる親たち。 僕も、息子に逢いたいな。 もう春から高校生になってしまうけど。

春分けの日

どんなに解釈しなおしても、 過去の事実は変えられない。 そこにこだわるより 今とこれからに意味を見出せるようにならないと、 その時の何かをくりかえすことになる。 過去を掘り起こすことも、もちろん大事だけれど、 立ち止まることはもっともったいない…

ヒトグスリとヒニチグスリ

楽しい話は共助になる。 哀しい話は共助にならない。 ただ、説教好きのヒトは、自分では、往々にして何もしてもないことが多い。 そのヒトも自分で何かをしているなら、アドバイスに耳をかたむけよう。 哀しみはヒトからやってきて、ヒトから去っていく。 幸…

忘却の陽炎

3月16日の記憶がほとんどない。 正直目覚めたとき、怖かった。 酒を呑んだわけでもない。 ただ、その日タンクは更新している。 その記憶もない。 自分で読み返して、なんでこんな文章を書いたのかよくわからなかった。 会社のスタッフさんと電話で話をした記…

fusion

融合する鉄と草木 鎖つけなくても どこにもいかないよ。 ここで枝葉をのばしてみせる。 自分の身の丈なりに。 刈りとられても、刈りとられても。

0315

前をみてあるこう。

反・日和見主義者

日和見で、小賢しいとなると、僕には手に負えない。 勝手に中に飛び込んだ結果、ヒッツキムシだらけになるけど。 傷だらけでも、そのほうがまだいい。 道の真ん中を歩こう。 その端渡るべからず。

雨上がりの団欒

ひきつがれる何か。 それは大切な何か。 疑うことのない瞳。 過ぎた哀しみなんか、さっさとタナアゲ。

旧・未来派ヤロウ

なあ、そうヤロウ。 なあ、いつヤロウ。 なあ、いうヤロウ。 なあ、ここヤロウ。 なあ、なあヤロウ。 なあ、こたえてええな。

素面の酔漢

善人ぶった顔をして、 後ろを向いて舌を出すクイダオレ人形。 繁華街の立小便のあとだらけの裏路地で、 だれもかれもが気づかずに、 コンクリートのすきまで、 綿毛を飛ばす、小さな蒲公英。

タカツキダム

今日は今日のことをすればいい。

ヒトリ

ヒトリじゃない、春がきた。

フタリ

ツチクレフタリ

フタリ

シラハマフタリ。

コーナーガード

気がつけば、流れていく。

ヒトとの交流の減退

ウィルスにかからないためには、端的に言えば、人と逢うなということだろう。 けれどもそうはいかない。逢いたい人はいっぱいいる。 最近、電話が鳴るととても嬉しい。 以前は、めんどくさくて。やだったけど。

あめあがり

雨上がりの光景がすきだ。 また、上を向いて歩ける気がする。

苔ムスビ

無論、どうしようもない、しかたがないことはたくさんある。 一点突破という言葉もあるにはあるけれども。 その一点をどう見極めるか。 ミヤマッテだらけでいることは、ないだろうか。 ヒトは、今とこれからを生きていく。 過去の栄光も手垢だらけになり、こ…

伴走者

追い抜かず、 勝手に先へと進まず、 遅れもせず、並走する弱者の伴走者。 手をつないで、 口角少しあげて、 ためいきはつかず、 ほんの少し微笑む、 苦しみを一緒にわけあって、 水を互いに汲みあって、 そういうモノに僕はなりたい。 どうか、慈しみが消え…

遠い圀

それは近くて遠い圀 ワスレガチの勝ち 憶えているモノの負け それは遠くて近い圀 誇り高く無名のヒトタチ クロールが得意な君と 背泳ぎをオボエタ僕と もう春を越えて、夏を待っている 誇り高き無名のヒトタチ ワスレガチの勝ち

雨の金曜日

あめ、あめ、ふれ、ふれ、かあさんが、 じゃのめでおむかえ、うれしいな。 あの日もたしか、小雨だった。 誰も迎えには、こなかったけど。 あめ、あめ、ふれ、ふれ。 ピチピチ、チャプチャプ、らんらんらん。

Dob river

君は気づいていたが、云わなかった。 僕はすっかり忘れていた。 君は感じとっていたが、云わなかった。 僕は別のことにきをとられていた。 地平線も 水平線も ドブ川ぞいの末端に、美しい緑がある。 何も云わずに。

骨を噛む

水をたたえたドブ川 枯れたドブ川 故郷では総出でカワホリをしたが、 僕は心のドブ川をさらうことはない。 また、さらおうにもシャベルがない。 ホームセンターでも買おうとも思わない。 移植ゴテくらいなら欲しいな。 誰かの家の前のほったらかしの枯れそう…

photosynthesis 光合成

ランドセルを背負った少年が、ニッキ水を呑みながら、 駄菓子屋の主人に、突然尋ねた。 「サンソってなあに、何でできてるの」 「ああ、バノクウキって装置だよ」 「ふうん、どこにあるの」 「電柱の上や、送電線のアンテナ下や、換気扇やエアコンや空気清浄…

無用の美 20210222

てざわりって大切やなと、やっぱり思う。 触感、重さ。 写真研究者の大日方欣一さんに逢いたいな。 いろいろまたお話伺いたいな。 夜が明けた。 用の美。 無用の美。

小泉定弘写真展『下町の商店街』について in OGU MAG

昨夜、恩師で、写真家の小泉定弘先生に約20年ぶりくらいに電話をかけた。 学部の三回生ゼミから、博士後期課程単位取得満期退学まで、約10年間、 写真学科おちこぼれの僕を、辛抱強く見守っていてくださった。 「よくぞ、声を聞かせてくれた」と大喜びしてく…

新今宮ロスタイムメモリー 1

苦しみはわけあって、喜びは倍にして。 きけわだつみのこえ。

千里の神社で、メンチきられた。

大丈夫。りょうくん。行けるよ。 パパはいつもいつも、りょうくんのこと想ってる。

Coronavirus パウリ効果

ヒトがヒトと逢えなくなる。 日本列島総閉鎖病棟個室化。 おかみの右向けならえで、「ヒトと距離をおきましょう」 逢えて、ライブで、握手して肩組んで、ほんまはなんぼ。 「アイツ、コロナ陽性やったんやって」とヒソヒソ声で話し、 表で陰で差別するヒトを…

理由なんてきかないでね。 ね。

こころの傷痕はまだ、痛みますか。 話してください。ホントの気持ちを。本音を。 ここでは、誰もアナタを非難したり、評価したり、批評したりしません。 北の雪も、そろそろやむでしょう。 嬉しくても哀しくても、春が来ます。